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The man suitable for me

第1章 逢瀬

彼はこういう露出が、好きみたいだ。

それとも、これも私が、望んでいることなのだろうか?

わからない。

だけど、私は彼がくれるなら、どんな状況下にあっても、もらえるように動いてしまうだろう。

エレベーターが、上に上がっていく。

身長差があるので、上手く入らない。

入りそうで、入らない。

そうしているうちに、エレベーターが止まった。

扉が開くと、彼は素早くしまいこみ、部屋の方へ歩いていく。

私も遅れないように、彼の後を追いかける。

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