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ありったけの「ありがとう」を君に

第11章 〜少しずつ変わっていく日常〜

そう考えていると後ろから誰かに
肩を” ポンッ”と叩かれた。


「すみません。この辺に身長160㎝ぐらいの
清楚で可愛い女の子いませんでしたか?」


理叶君だった。しかもいくら冗談でもそんなに
高評価にされたら
私ですって言いにくいじゃん。

ここは無難に流しておこっと.....


「見てないですね〜。では失礼しまーす。」


そのまま立ち上がろうとしたら
理叶君が親指で私のおでこの中心を抑えた。

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