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ありったけの「ありがとう」を君に

第16章 〜分かっていた決断〜

「梨流ちゃんかぁー。よろしくね!」


愛想も良く、可愛いし、完璧に思えた。


でも、何か怪しい雰囲気もあった。


女の勘ってやつかな。
まぁいっか‼︎


完璧な人間はこの世に存在しない。
欠点が必ず一つはある。

この子もその一人である。
その欠点がもし
この先に影響されるとは

未来でしか分からない。

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