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私の彼は****が好き

第1章 私の彼は変?

おでこ同士くっつけて、0㎝の距離でタケルが囁く。


「…っ」


胸が苦しくって、私は首を横に振る。


顔も身体も熱があるみたいに熱い。


「あれ泣いてる?……なんで?苦しかった?」


「……泣いてない…しっ」


「目、濡れてる。なんか鼻水も出てる」


タケルはティッシュでごしごし私の鼻を拭いてくれた。


「痛い痛い痛いよぉ」


「はははごめん。だって」


「タケルぅ」


「ン?ごめんて」


「私のこと好きぃ?」

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