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遠くて近い

第30章 気を抜いた瞬間

「ずっといたよ?おやすみの前は毛布を取りに言ってただけで、帰ってきて床で寝てたし」

「・・・ご、ごめんなさいっあのっ、」

「まぁ、かなでがエッチな子だってことは知ってはいたけどね」

ただでさえ突然現れた真咲にドキッとしてるのに耳元でしかもエッチな子だなんて囁かれたらもっとドキドキする

「・・・」

「それで?・・・夏樹にあんなことされてこんな気分に?」

この人にはすべてお見通しなのか

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