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遠くて近い

第9章 何も感じない

それと気持ち

私は「誰かに言いなよ」といわれ「わかったそうする」という返事をする

だが内心「面倒事はいやだ」という理由をつけて言わない

ただ自分に言い聞かせているだけなのだが

きっとすでに心の奥の何処かで触って欲しいという願望が芽生えはじめていたのだと思う

あんなに気持悪いと思っていた手紙でさえ捨てられていない

だからと言って受け入れてもいない

エッチに目覚めてしまってからはとどまる事を知らなかった

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