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遠くて近い

第17章 戻る

付き合いはじめのころだったら気にも留めない言葉

だが数ヶ月も経つとメールの内容にもあまりときめかなくなり

学校での行為もキス以上に発展しないためする機会が減ってきていた

そんな時期だからこそ響いたものがあった

思えばお互いに苛立っていたのだと思う

そんなことをを言われたら今までの言葉、行動はすべてが嘘だったのか、そう思ってしまう

「別に私今まで美香ちゃんのこと友達以上に好きって思ってなかったんだからね!!」

「なによそれ・・・好きでもないのにあんなことされて・・・
じゃあ私にしてくれたことも同情からの気持ちなの??」

しばらく言い合いは続いた

目から大粒の涙がこぼれた

わかんないよ!!!

もう美香ちゃんなんて嫌い

耐えられない・・・

私はしばらく離れていたSNSに逃げ込んだ

ここならいろんなことを忘れられる・・・

そう思って

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