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遠くて近い

第19章 仲直り

しばらく時は経ち
私が高校生になる頃

高校生にもなると色々少し大人になった気がする

あの美香とも友達として普通に甘えられる程度になった

だからか、私は時折美香に甘えてしまう

美香は優しく時に冷たく、猫のような性格を持ちながら私に接してくれる

付き合っていた頃は特に何も思っていなかったが

本当に美香のことが友達以上に好きだったんだ。なんて今更思う

すごく甘えたい

ただ全力で甘えきれないのは以前のようなことがあったから

あの時私は一度美香の人生を狂わせたのだ

二度と同じことをしてはいけない

そう思うけれど触れていたい。触れていられるだけで幸せ


とても胸が苦しかった



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