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美男高校地球防衛部LOVE! BL

第14章 鳴子×蔵王 R18

硫黄の家に泊まりに来ていた立は、不満を抱いていた。
硫黄は相変わらずタブレットを触っている。

「なぁー硫黄」
「なんですか」
「泊まりだよな?」
「えぇ」

タブレットとにらめっこしながら答える。

「今ベッドの上だよな?」
「そうですね」

机にタブレットを置きながら答える。

「し…しないの?」
「…っ」

いつも立が誘うのが定番。今日は硫黄の服を掴み、上目遣いで見る。

「上目遣いは…反則でしょう…でも今は駄目です」
「なんでだよっ!」
「まだ明日のテスト勉強が途中なんです」

…は?とつい言ってしまう。俺よりテストかっていうのが本心な訳で。

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