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次に王様になったのは、有基だった。

「やっとっす！やっとなったっす～～～♪」
「テンション高すぎ…にゃん」
「じゃあじゃあ、5番がウォンバットをもふもふするっす！」

途端にえー、と言いながら番号を見ると5番は熱史だった。

「ちゃんともふもふ、わしゃわしゃ言えよ？有基が言ってんだから」
「もー煙ちゃんてば。もふもふ～わしゃわしゃ～…意外ともふもふしてるね」

それから皆気になってもふもふして…気づけば日が暮れかけていた。

「じゃあ解散でいいかな？もう有基も王様やったし」
「またやりたいっすね！王様ゲーム♪」
「機会があれば、なー」



　　　　　　　　　（完）