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貴方の瞳は永遠の愛で。

第4章  初のお付き合い…

読み終わってもドキドキだった。

でもお付き合いには、何かが違うと感じた。

“少し考えよう……良い人だろうなぁ〜〜

でもときめきが違う様な……

だけどさぁ〜初の告白だし。

初のお付き合い?

あの人を好きになれるだろうか”

愛璃は手紙を封筒にしまうと袋にしまった。

そしてカップごと押し入れの奥に隠した。

それが祖母にみつかると大事だからだ。

祖母は機嫌が悪くなると1週間も無視する。

その間私は御飯も喉を通らなくなるし、

何よりお風呂に入りづらくなる。

親ならこんな事ないんだろうか?と

物心ついた頃から祖母に預けられたが

子供心に遠慮はあった。

母を恨む事は無いが、友達が羨ましいとは

いつも思っていた。

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