社長様のモノ
第2章 二人の関係
白く薄いカッターシャツと、無残に破られたスカート。
カッターシャツからは 淡いピンク色のブラが透けていて、スカートからは 同じく淡いピンク色のショーツが見えていた。
私は床に落ちたタオルケットを取り、再び 身に掛ける。
露出してる部分が多いから、ちょっとでも温かく感じた。
私はぐるっと辺りを見渡した。
社長さんは居なかった。
そして、私が寝ていたところは ソファだったようだ。
革製だったが、フカフカしていた。
家のベッドよりも寝心地がいいんじゃないかな…
それって、なんか悲しい…
–––––––– ガチャッ
ドアが開く音がして、ビクッと体が反応した。
音のする方を見ると、白のYシャツに、グレーのパンツ姿が見えた。
片手でネクタイを緩めている姿が、なんかエロい。
彼が手に持っていたジャケットをハンガーに掛け、ふと顔を上げた。
目を見開いて、瞬きを数回 繰り返した。
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