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twin★love

第2章 2★初めての感覚

「なあ、セックスってしたことある?」

突然さっきまでベッドに寝転んでいた蓮のきわどい発言に、亜子と晴のシャーペンを握る手は固まった。

「な、なにいって…」

亜子と晴の頬は真っ赤に染まり、その反対に蓮はいつものポーカーフェイス。

「いいから、聞いてんの。ほら、亜子?」

昔からその蓮の誘惑するような言い方に弱い亜子。

「ないけど…」

恋もまだの亜子にそんな経験はあるわけがなく、友達同士の会話でたまに出るが亜子にはさらに未知の世界だった。

「晴は?」

「…ないよ。」

亜子以外の女子に興味がない晴ももちろん、そのような経験はない。

「なあ、試してみない?」


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