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twin★love

第10章 10★真実

「亜子、ごめん…」

「どうして晴ちゃんが謝るの?…悪いのは、あたしなのに…」

亜子は何も悪くない。

晴はそれを伝えるように亜子をぎゅっと抱きしめた。

「…亜子…」

「晴ちゃ…」

晴の手が亜子の頬に伸びる。

「亜子ちゃーん!晴!」

バタンと勢い良くドアが開き、千穂がお盆を持って入ってきた。

慌てて二人は離れる。

「あら、お母さん邪魔しちゃったかしら?」

「もういいから!」

晴は顔を赤くして千穂からお茶を受け取る。

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