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降りてきたのは蓮。

「蓮ちゃん！おつかれさ…」

「へー！この子が萌ちゃん？」

萌の声は明るい声にかきけされる。

蓮の後ろから降りてきた人影。

「はじめまして！あたし佐々木優愛です！今日は蓮君とモデルの仕事してたの！」

そういうと萌の手をぎゅっと握る。

ネイルがきれいに施された手。

ふわっと香る、おとなっぽい香水の香り。

目の前にいる女の子は、キラキラしてて絵本の中から飛び出してきたお姫様みたいだ。

「あ！彼女ちゃん！迎えに来てくれるなんて蓮君愛されてるうー！」

運転席から降りてきたのはこの前クリスマスツリーの前で