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僕らの教室 エンドのE組!

第8章 罰ゲーム。

「…ごめんね?渚、ほんとにかわいいから。」

「……ぅ……少しは手加減してよ……」

「…なんのこと?」
ニコニコと綺麗な笑みを浮かべる業。

ため息をつきながら枕に顔を埋めた。

「…ごめんねー、渚…

渚ってさぁ…男にモテるから、いっつも俺、守るのに必死なんだよ…」

「……え……」


骨ばった指が僕の髪をサラリとかき分けていく。







「……業だって女の子にモテるじゃん。」


「…俺は渚だけだよ。」




…むっ…。



「…僕だって……」



チュッ……。


そっと唇を重ねた。


「…業だけ、なんだよ?」







「……っ……」




ギューッ!!!

「…っむぐっ!!くるひ…かるま…」

「…あぁ…かわいすぎー…」



伝わってくる熱に、少し安心した。


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