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僕らの教室 エンドのE組!

第2章 2 笑顔で (黒オーラ)

「僕の友達になってくれないかな?」
「え…」

それはかなり意外なものだった。まさか彼の口からそんな言葉が出てくるとは…

「え、え、どしたの?急に…」

「ああー、僕さ、変わってるでしょ?このクラスの人たちは普通に接してくれるけど、友達と呼べるほど仲良くはないんだよね。あいにく頭も腕も人並み以上なものでね。」

まあ確かに…うちのクラスはカルマくんを拒んだりしていないし、むしろ頼りにできるリーダー的な存在だけど…友達と呼べるほど仲がいい人を見ていない気がする。

「でも、なんで僕…」
「んー…渚くんとはなんか、馬が合いそうな気がしたものだから。」

そう言って彼が見せた笑顔は、金色の夕日に照らされて、すっごく綺麗だった。

「ぼ、僕で良ければ…いいよ」
「オーケー。よろしくね、渚。」

…っ。ちょっと、顔が熱くなった。

「うん…よろしく…えっと…「業。」業…」

なんか、照れ臭い…
でも、かなり嬉しかった。
業…か。

その日から、僕らはほんとの友達になった。

クス…
「作戦2。笑顔は大切だよね…」
「え?」
なんか言ったかな?

「ううん…なんでもないよ」

天然な渚は攻略されていく…!?

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