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僕らの教室 エンドのE組!

第9章 渚くんの憂鬱。

次の日。


「はよー。渚ー」

「…っ、おはよ、業…」



家の前には、いつものように業があくびをしながら立っていた。


「…?なんか、元気ない?なにあったの?」

「…なんでも、ないよ。」


業はそう?と言うと、僕の鞄を肩にかけた。


「…ぁ、いいよ…自分で持つ…」



そう言うと、業は黙って僕の顔を見てきた。

「…渚さ、なんかあったでしょ?絶対。」

「…だから…なんでも、ないって…」

「…じゃあ、


なんで昨日、磯貝くんと帰ってたの?」

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