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僕らの教室 エンドのE組!

第9章 渚くんの憂鬱。

「…………うん。」


そっか。


最初から信じてれば…


こんなこと起きなかったのかも…。



「…か、カルマ…そろそろ離して………」

「…んーやだ…寒いから。




もーちょっと、あったまらせて?」


「…恥ずかしいって…っ!!」




「…最近俺に冷たかった罰。」







「…〜っ!!」






秋の夕暮れ、誰もいない公園で。


僕たち2人の影だけが、公園に伸びていた。






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「…今ごろ、いい感じなんだろうな。」


1人缶コーヒーに口をつけた。


…渚って純粋だから、俺の言ったことそのまま信じてそう。



それでも、いっか…。


渚の笑顔も可愛いからね。

あいつといないとそれが見れない。



少しだけ、口元を緩ませた。



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