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君の瞳にときめきを

第3章 美術室


美術室に入るとまだ先生はいなく、ホッとため息をして席に着いた。

「エリ〜」

そうやって近づいてきたのは、川端 瑠璃(カワバタ ルリ)。あたしの唯一の親友。

ふんわりとカールしている髪に、
大きい瞳。
形のいい鼻にぷっくらとした唇。
身長は低めで、誰からも愛される可愛い系の女子だ。

「来るの、遅くなかった?何かに絡まれてたの?」

そう言って、ちゃっかりとあたしの隣の席に座る。

あたしは、はぁ…とため息をつくと、今日の出来事を話した。







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