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君の瞳にときめきを

第3章 美術室


「あたしにとっていい迷惑だし…」

そう言って突っ伏していると先生が入ってきたらしく、生徒たちがみんな席についた。

「起立」

日直の一言でみんなが立つ。

それでも起き上がる気力はなく、そのまま突っ伏していた。

すると、それを見兼ねた先生は課題を押し付ける。

「東雲。俺職員室にボンド忘れたみたいだわ。机の上に置いてあるから取ってこい。」

「は?」


思わず反抗の声が漏れる。






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