テキストサイズ

君の瞳にときめきを

第4章 宣言


その言葉は頭の中にすんなりと入り、すぐに理解する。


過去にもこんなことがあったな、とデジャヴ感を抱きながらも山本の人差し指を鼻から離す。


「やれるもんならやってみれば。」

「ッハ、上等。」


そして山本はニヤリと笑うと自分のカバンを取り、歩き出した。

そして最後に振り返り、悪魔の笑みを浮かべる。



「俺結構自身あるからね、エリ。」






そういった山本の茶色い髪の毛は、夕日で赤く染まっていた。









ストーリーメニュー

TOPTOPへ