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君の瞳にときめきを

第6章 ステップ2


ー拓海sideー

エリが席を立ってから、瑠璃サン(?)とふたりきりになり、気まずい俺。

そこらへんにある椅子に座り、適当にガタガタしていると、瑠璃とやらが話しかけてきた。

「ねぇ、山本くん。」

「ん?」

「エリを落とすって、本気?」

そこでじっと目を見つめられ、彼女は冗談抜きで聞いているということが分かった。

「本気だよ。この学校で、俺に惚れるやつとか気に入らないモン♪」


ダンッ


「!?」

急に机をたたいた彼女に周りからの視線が集まる。









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