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第6章 ◎先生の本性


「先生,どこ行くの?」
と先生に尋ねる。


「お前な,デート
してるのに
先生はないだろ」
そうやって言われ


「じゃあ上条さん?」

はぁ...と
ため息をつく先生。


「普通,智哉だろ」

私は恥ずかしがりながら
「智哉?」
と呼んだ。


「合格っ!」

そう言ってにこって
先生が笑った。

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