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cartoon association 2

第2章 Side Yuichi

「そんなに金動く?」

「もちろん。下手すりゃ億単位で動くよ。」

「じゃ、大丈夫か。」

そんなに高く売れるんだ・・・。

「あとは田口に任せることになるのか・・・。」

「ちょっと、聖、そんな不安な顔しないでよ!」

「とりあえず依頼を受ける形で返信するよ。」

さっと返事を打って会話に戻る。

時間指定や場所は向こうに任せておいた。

「でもさ、これで俺ら、かなりヤバいことに首突っ込むことになるよね?」

「まあ、そうなるわな。」

これが本当のことであっても、ガセでも警察とかかわることになる。

「ちょっと興奮しない?」

たぶん、そう思ってるのは上田だけ・・・なわけないか。

たぶん俺以外全員思ってるな。

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