無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「じゃ、とりあえず下行って中丸にカメが起きたって言いに行くわ。」

中丸が下にいる・・・ってことは・・・

「赤西！今何時？」

「うーん・・・夕方？」

アバウトか!

ってか

「バイト！」

「バカ！誰が行かせるかよ！ちゃんと中丸が電話したらしいから。」

「あ、そう・・・」

「ま、俺はもうちょっと起きるのに時間かかるから伝えなくてもいいと思ってたけど、それは早くなったんだな。」

赤西が俺の頭をちょっとワシャワシャする。

「何すんだよ！」

「褒めてやってんの！素直に受け取れ！」

でも、確かに昔倒れた時は1日、いや、それ以上目が覚めなかった。

年を重ねるごとに回復速度が速くなってるらしい。