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第22章 Another Side 7

「ほら、早よ起きて!もう来はるよ!」

一昨日からこの病院に泊まらせてもらってる。

あの紙の指示通り昨日は週刊誌に俺らのことを話した。

シゲや、神ちゃん、流星と望は今治療を受けてる。

ただ、やっぱり辛いみたいで、昨日みんなで様子を見に行った時は頭抱えて苦しそうにしてた。

先生によると、1番望が大変らしい。

小さいころから使われてたせいで、体がおかしくなってるって。

逆にシゲは1番早く抜けると思うって。

やっぱり、あいつらが俺らに与えた害は大きすぎる。

今日はそういう詳しいことも話すように、と指示が書いてあった。

話す相手はこの紙を書いた張本人。

情報屋、って仕事が本業らしい。

「入るよー?」

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