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僕らは、もう言葉で分かると思うんですけど、関西に住んでたんです。

みんな、事情があってある施設で暮らしてました。

すごく小さい施設で、僕と文一君、それと行方不明になった中間淳太、桐山照史、濱田崇裕の５人とそこの先生とで暮らしてたんです。

文一君と淳太は高校生やったけど、僕ら３人は中学生でした。

ある日、施設の先生が風邪を引いたんです。

僕らにご飯とか作るのも無理なくらいひどい風邪でした。

僕らももう小学生とちゃうし、先生の代わりにやろ、って言うて、夜ご飯の買い出しと施設の中の掃除とかするのとでじゃんけんして分かれました。

僕と文一君が負けて買い出しになって、あとの３人が残って先生の看病したり、掃除したりすることになったんです。

僕らも普通に言われたもんを買って帰りました。

そしたら帰り道で施設の方から煙が上がってるのが見えて。