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俺らとホンマに似た境遇でここにやってきた4人。

でも、俺らとは違って人体実験をされてる。

そりゃ、俺らが働かされてるのも不法かもしれへんけど、実験なんて、もっと不法やろ？

そんなん、しっかり裁かれるべきや。

そういう意見で俺らは一致した。

「どうにか気づかれへんようにしやなな。」

「当たり前や。」

「あの子らには話す？」

「あそこはいつも監視員がおるからな・・・。」

「話せるときでええんちゃう？」

「そやな。」

4人は常に3人くらいの監視員に見張られてる。

俺らもいつもこの部屋のドアのところには誰かしらいる。

この建物の中に俺らが自由にできる場所なんてない。