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「で？どこまで進んだの？」

マジで2人のしか用意してないのか、2人を下に降ろして部屋には俺と上田だけになった。

「いや、ちょっと展開が変わった。」

「どういうこと？」

「相手に俺らのことがばれたらしいんだ。盗聴器を使ってたってことだからこっちに有利に働くことにはなるんだけど・・・」

「おお！」

「なんで嬉しそうなんだよ。」

「だって相手に俺らのことばれてるんだったらコソコソ隠れたりしなくていいんでしょ？」

なんでそれが嬉しいんだ・・・

「1回何にも気にせずにやりたかったんだよね。」

「いやいやいや・・・」

「え？ダメなの？なんで？なんで？」

だから、その目やめろって！

「ダメなわけじゃないけど、やりすぎたらこっちに不利に働くだろ。」

「そんなの、赤西がなんとかするでしょ。」

まあ、そうなんだけど・・・。