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マシュマロボイス

第14章 胸を焦がしてる

(二宮side)

相葉に運ばれてベットに。
ヤバい、怖くなってきちゃった。

「二宮君、俺、頑張るね」
「やめてって言っても続けてね?」

「……………………………うん」

途中で止めちゃうのが怖い。
ちゃんと相葉と繋がりたい。

「二宮君、何考えてるの?」
「んぅ?相葉のこと」
「俺も二宮君のこと考えてるよ」

額の髪を梳かれて、
しばらく見つめ合うとキスをした。

初めはいつもの、キス。
ちゅっ、て音が心地いいんだ。

それから互いが昇ってきたのかが、
なぜかわかっちゃう。

確認するみたいに視線を絡める。

「あっ、んん…」

次のキスは深い。
体の先まで、芯まで響く。

ネットリした相葉の舌。
絡める度に吐き出す熱い息。

空にいるみたいだ。
フワフワ浮いてる感覚。

「あ、あい…ば」

手を伸ばしたその先は、相葉の首回り。

ギュッと抱きつくと、
更にキスが深くなってフワフワする。

「っは」

唇を離したら、
相葉の熱に侵されてる目。

「二宮君、大好き」
「あっ」

首筋にキスされて、ビクッと跳ねた。
自分の反応に驚く。

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