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マシュマロボイス

第14章 胸を焦がしてる

(二宮side)

挿った?
俺のナカに相葉のが?

思考が停止している最中に、
手をギュッと握られる。

「痛くない?」

優しく微笑みかけてくれる。
何とも言えない安心感があった。

「う、ん…大丈夫」

違和感のあった下半身も、
段々と慣れてきた。

「動いても、平気?」

相葉のモノは、
俺のナカでピクピク脈を打ってる。

それは相葉が我慢している証拠だった。

「いいよ」

相葉が握ってくれる手を握り返す。

「ありがとう」

ナカに収まっていたモノが、
ずるずると引き抜かれていく。

ビクッと時々震えた。

「挿れるよ」

コクッと頷くと、
引き抜かれたモノが再び俺のナカへと侵入を始めた。

「あっ、ああっ」

痛みはほぼない。
でもまだ慣れない圧迫感。

けどゆっくり相葉が動いてくれてるから圧迫感もそれほど感じない。

「大丈夫?」
「う、あっ、んんっ」

何回も訊いてくるんだ。
「大丈夫?」って。

そんなに心配しなくたって、
俺は大丈夫なのに。

でも、
優しくて心配性の相葉が好きになったんだろうね。

だって、
もうこんなにも大好きなんだもん。

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