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大野side


櫻「あっ、やっ、智くんやめて…。」



刺激から逃れるみたいに 体を捩る翔ちゃん。



こんな可愛い翔ちゃん、見たことない…。



誰にも見せたくない…



翔ちゃんのナカから指をゆっくり引き抜くと、



うっすらと頬を染め、うるうるした目で僕を見た。


櫻「智くんも気持ちよくしてあげる。」



翔ちゃんの手がぎこちなくベルトを外し、


ズボンと下着を一緒に膝まで下ろした。



「あ…ん。しょ…ちゃん。」



いつもだったら逆。


何だか不思議な気もするし、




ちょっと興奮しちゃう…。



僕のモノに舌を纏わりつかせながら、


チラチラと上目で僕を見てくる。



「ちょっ…翔ちゃん、ダメだってば…。」



…そうだよ。



ここで僕がイっちゃったら意味ないじゃん？



「翔ちゃん、お願い…。」



名残惜しそうに、


僕のモノの先端をチュッ、と吸い上げてから、



離してくれた。



「ねえ、翔ちゃん、お願いがあるんだけど。」



真っ赤な口紅を付けたみたいな唇を拭いながら、



僕から少し離れた位置に座り直し、





僕の顔を見つめた。



「翔ちゃんの顔をずっと見ながら、一緒に…。」





一緒にイきたい…。