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貴方に出逢えて。

第3章 ✿戸惑いと、その先に✿




「綾奈ちゃん。今授業ないの?」

この時間は授業をやっているためいつもより声のトーンを落として凛は尋ねた。

「そうなの!凛ちゃんも?」

疲れを微塵も感じさせない綾奈のトーンに凛までもが元気になる。

「あたしも今日はもう授業ないから自習室にいたの」

それから彼らは暫く他愛もない話をして過ごした。



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