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貴方に出逢えて。

第8章 ✿出逢いと別れ✿



「聖也くん」

「神津は?」

「ちゃんとあったよ。

ほら」

そう言って自分を番号を指差した。

「おめでとう。

よかったな」

満面の笑みで祝福してくれる聖也はいつだって他人のことを1番に気にかけてくれる。



「聖也くんは?」




「俺も同じだ」

その言葉に凛は思わず聖也の手を握り、飛び跳ねた。




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