貴方に出逢えて。
第9章 ✿幕間
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「…あぁあぁっ…あぁ…も…ぅ…イ…ク……」
薄明かりの中で熱い吐息が混じり合う。
その声を合図にしたかのように、更に律動を速めた。
「…イ…ク……あぁぁぁ…」
女が甲高い声にならない声を上げ
程なくして、男女同時に高みに昇った。
男は自分の腕の中で目を瞑り、息を整える女の髪を優しく撫でながら囁いた。
「……愛してるよ……
……凛……」
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