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貴方に出逢えて。

第11章 ✿悲しみの果てに✿



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「待たせてごめんね」

いつも聖也と待ち合わせる所に行くと既に聖也は待っていた。

遠藤と放課後に会った次の日、凛は泣き腫らした目を誤魔化すために始終俯いていた。

そんな凛を見た聖也の顔は一瞬だけ曇った。

「よし、帰るか」

いつものように明るく言うと凛の荷物をさりげなく取りゆっくりと歩き出した。


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