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凛は素直に思っていることを父に伝えた。

事実、予備校の授業は質の高いものが多く今まで塾に通わず独学していた凛にとっては、目から鱗の知識を沢山教えてもらっていた。

父に最近習ったことを詳しく伝えると、よかったな、と言われ凛は嬉しそうに頷いた。

凛は父に性格がどこか似ていたため、とても気が合うと自負していた。