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貴方に出逢えて。

第5章 ✿講師の中の講師✿




森生は労いの意味を込めてか凛の頭を2、3回とても優しく叩いた。

「まだまだカタチは取れてないけど最初に比べたら出来るようになってる。

おまえはよく頑張ってると思うぞ」


俯いたままだった凛は森生の言葉に顔を上げ、信じられないという顔をする。



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