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黒髪にうそつき

第3章 3


「…瀬川ゆり、です。えっと、15才…です。」

赤くなってぷるぷる震えながらひねり出すその様は
まるで小動物のようだった。

かわいい…

鳴海と西野はゆりをガン見して、眼鏡はへえーといった様子だった。

あっ南さんは平常運転みたいだ…





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