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好きでもいいですか?

第4章 目覚めて……

「「・・・・」」

しばらく沈黙が続いた
先に沈黙を破ったのは先生だった

「お茶でも入れてこようか?」

そう言って立ち上がって部屋を出ていった

先生が部屋を出ていったことですこし心に余裕ができ、部屋を見回していたらあることに気がついた

(ここ私の部屋じゃない)

じゃあ、此処は先生の部屋?
なんで?二日も寝ていたのにどうして先生の部屋なの?普通は自分の部屋でしょ

と、思考錯誤していたら先生が部屋に入ってきた

「紅茶しかないけどどうぞ」

「ありがとうございます」

俯いて紅茶をもらった

「そうそう、言い忘れてたがお前の両親連絡つかなかったから俺の家へとりあえず連れてきたが、親御さん大丈夫か?」

あ、そういうことか、でも、私の両親は大丈夫
私がここまで言い切れるのには理由があるけどそれは、あってみたらわかるよ

「大丈夫です」

そう言って私は微笑んだ

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