テキストサイズ

先生、どうして死んじゃったの?

第5章 新しい朝


みんなが落ち着いてきた頃に

守田先生が入ってきた。

今日は授業は取り止めになり

午前中で帰ることになった。

私は寂しさを噛み締めながら

教室を出る。

もう中田先生には会えない。

もっと色んな事を

話したかった。

もっと授業受けたかった。

そんなこと思うとまた

涙が出てきて

歯を食いしばる。

涙をこらえ空をみる。

先生が私達を見守ってくれている

と願いながら。






         end.

ストーリーメニュー

TOPTOPへ