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嵐しょーせつ。

第3章 あなたのおかげ

その1年半後

1999年の夏。

俺は社長に呼び出された。

和「失礼します。社長なんですか?」

社「ユー、2週間後ハワイに行くから、用意しといてね。」

和「え?おれはもう事務所やめるって伝えましたよね?」

そう。この夏。

俺は事務所やめるって言った。

アメリカで演技の勉強したいって。

自分には芸能人とか無理だって思ってたから。

相葉くんに聞いてもらった時。

雅「ニノがそう思うんなら俺は応援するよ。」

相葉くんもわかってくれた。

社「まぁとりあえずよろしくな。」

何が起こったかわからなくて、
ちょうど相葉くんが来てた。

雅「あっれ〜。ニノじゃん!どーした?」

和「2週間後ハワイに行くから用意しとけって。なんか嫌な予感しかない。」

雅「いいじゃん!楽しんでおいで!あっ!お土産よろしくねー」

和「え!相葉くんは言われてない?」

雅「うん!言われてないよー。」

和「なんでたろ?潤くんも聞かされたみたいだし、あと翔くんと大野くんもなんか、行くらしい。」

雅「もしかしてデビューじゃない?それだったらすごいことだよ!ニノ努力認められたんだね!きっと!おれは言われてないからもっと努力しないとね!」

和「だってやめるって言ったのに。とりあえず今はレッスンしないと。」

雅「頑張ろ。」

相葉くんとだったら行く気にはなれる。

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