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嵐しょーせつ。

第124章 青春の風。 番外編


和「雅紀〜。」

雅「なーに?」

今日は和も仕事休みで俺も大学休み。

そして、

雅「和〜。ケーキ買いに行こうか。」

和「なんで?」

雅「あれ?今日なんの日か忘れた?」

和はカレンダーを見て、ハッとした。

和「俺の誕生日だ。」

雅「ふふっ笑今日は俺が買ってあげる。」

ケーキ屋さんに向かうと和は子供のように目を光らせていた。

雅「どれがいい??」

和「え〜迷う〜。」

雅「ゆっくりでいいよ?」

和「じゃあこれとこれ!」

雅「ふふっ笑わかった!それください!!」

「かしこまりました!!」

ケーキを買い終わり、スーパーで買い物して。

和「ん〜いい匂い。」

雅「今日は和の好きなハンバーグだよぉ〜」

和「え!?マジ!?もぉ〜〜雅紀大好き!!」

こんな27歳いますか?

やばすぎるだろ。

雅「はい、出来上がり。運んで〜〜」

和「は〜〜い!」

運び終えて、食べ始めた。

雅「どう?」

和「おいひい!」

雅「よかったぁ〜〜。あっ、和。」

俺は和の口についていたソースを口で舐めた。

雅「ん。美味しいね笑」

和も嬉しそうな顔をして。

雅「あっ、和。」

和「ん〜?」

雅「俺と一緒に暮らさない?」

和「え??」

雅「もう俺たち毎日会うなら一緒に暮らしたらいいじゃん。俺、大学頑張るけど、ご飯とか任せてよ。和は仕事に集中して?」

和はお箸を置いて下向いてしまった。

雅「ごめん。子供の分際で何言ってんだって話だよね笑。。。今の忘れて!ほら!ハンバーグ冷めるよ?」

和「んん。嬉しかったの。」

雅「え?」

顔を上げた和は目には涙が溢れていて、、、鼻をズルズルと啜っていて。。。

雅「どうして泣いてるの?」

和「雅紀が良ければ、、、一緒に住みたいです。」

雅「、、、いいの?」

和「うん。」

俺は和に抱きついて、、、、

雅「もう離れられないよ?いいの?」

和「うん、、、俺こそお前と離れられないよ。嫌って言っても無理やり連れ戻す。」

俺たちは目を合わせどちらとなくキスをした。


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