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ナミダ

第3章 ホントの気持ち

《和也side》 spring󾁀

先パイと別れて半年。
何にも手が付かない。

何やってんだろ...俺...。

ガラッ

和「...うん...?」

寝ぼけながら、顔を上げると...

雅「おっはよー!」
和「ゲッ!雅紀!!」

うわー 近よんな(T_T)

雅「ふ、ふ、ふ。おはよ!にの!」

なんで、笑いながらなんだよ

和「...おはよ。」
雅「ムッ。朝から暗いなー。もっと明るくいこ!」
和「うるさい!俺は眠たいの!」

あーもう!昨日、ゲームしすぎたー!

雅「どーせ。朝までゲームやってたんでしょ!」

Σ(・ω・;)ギクッ

雅「ほら、図星。ま、それより朝から翔ちゃん見かけてさ、」

先パイ??

雅「門の所立って挨拶してんの!生徒会長って大変だよね~。」
和「な...にそれ。いやみ?」
雅「ちげーよ!」
和「じゃあ、なんなんだよ!」

何で?そんなこと聞くんだよ。

雅「...にの。翔ちゃんに会わないように朝早くから来てんでしょ?」
和「ち、ちがう!」

そんなのでたらめ

雅「ちがくない...。にの、翔ちゃんのコトまだ好きでしょ?」

なんで...。わかってること聞くんだよ。あたりまえだろ?

和「好きにきまってんじゃん!」

周囲がざわつくのが分かる。でも、そんなの関係なくて...。

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