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センシティブ♥ボーイ

第1章 僕の秘密

【崇史side】




僕は、超優等生だ。

真面目で、常に本を読んでいて、勉強にしか興味がなくて、近寄り難くて、友達なんて要らないと思っている と、周りには思われている。



だけど、本当はそんなことない。
本当は勉強意外にも興味のあることは沢山あるし。

友達だって、インコのカエルだけなんて嫌だ。
せめて仲のいい友達、一人くらいは欲しい。



だけど、無理なのだ。
できっこない。

本当の僕を知ったら、友達なんていなくなってしまう。

それが怖くて、人と話すことができない。


僕の秘密を知られたとき、絶対に引かれるのは目に見えている。

絶対に絶対に知られたくない秘密だから、この2年間、守り通してきたのに。



高校生活三年目の今。
僕は人生で一番の窮地に立たされている。



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