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「ん……ん……んー…っ」



一生懸命小さな口に頬張って、舐めている。
めちゃくちゃ興奮はするけど、気持ちいいかって言ったらまた別だ。



めちゃくちゃ興奮する。


………けど

………めちゃくちゃ歯が当たってる。


俺の薄い反応に気が付いたのか、佐藤は不安そうな顔をして俺の方を見つめた。

するりと、赤く火照った頬を撫でる。



「佐藤…歯、当てないようにしてみ？」

「歯を…？」

「そ。歯あてないで、唇で扱くみたいな感じかな。吸いながらな。」

「しごいて…すって……」


いきなり注文しすぎたかもしれない。
混乱しているようだったけど、佐藤は必死に歯を当てないように大きな口を開いて、言われた通りじゅるじゅると音を立てて吸った。


だけど、やっぱり佐藤だから吸う力は弱い。


でもさっきよりずっと気持ちいいし、ずっと興奮した。