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センシティブ♥ボーイ

第33章 共通の趣味









「す、すずきくん……?」




俺の視線に戸惑いの表情を浮かべている。
そんな姿も可愛いんだけど、改めてエロすぎる。
もぞもぞと動くと余計興奮してるって言うのわかってねぇのかな。



「な、に笑ってるの…?」



気をつけていたけど、にやけていたみたいだ。


俺…変態じゃん。
この間のあいつのこと言えねーな。


こんなにかわいい佐藤をどうにかできる権利を持っているなんて、なんて俺は幸せ者なんだ。




「佐藤……こっち、おいで」

「…う、うん……?」



そろそろとスカートの裾を揺らして近づいてくる。



「すげぇぴったりじゃねえ?ちゃんと試着したのか?」

「うん……」



試着もするなんて、抜け目がない。
洋服が入っていた紙袋の中に、その店の広告のような冊子が入っていた。


それを見ると、どうやらそういうコスプレに使うような洋服が売っている専門店らしい。


佐藤がこんな店知ってるくらいだから……やっぱりこれは佐藤の趣味だ。



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