
センシティブ♥ボーイ
第6章 キスしたらさあ
佐藤の瞳からは涙がポロリと零れた。
本当によく泣くやつだなと思う。
涙腺なんてゆるゆるだろ。
「あとで触ってやるから、今は自分で突っ込んでみ?」
「ん……こ、こう……?」
「ん。いれたら抜き差しして」
佐藤は俺の言う通り、素直に指を出し入れした。
俺の瞳見つめて、微かに声を漏らす。
「気持ちいい?」
「……ぅ……んっもっと……おく……」
「奥がいーの?じゃあ……もっとこうやって」
「……っあ―……!お、く…すごい」
ぐいっと佐藤の指を奥まで指してやると、佐藤は仰け反って震えた。
もっと感じたいのか、腰をゆるゆると動かしている。
「佐藤っていつも一人でこんなことシてんの?」
「……してな……ぁん…っ」
「でも、今一人で後ろ触ってただろ?」
「う―…だってぇ……さいきん……んん……ふ」
「最近なに?なんだよ。」
「ぁあぅ……っ」
佐藤の指をつかんで、激しく動かすと、腰がまたどんどん上がってきた。
