テキストサイズ

未定

第5章 繋がり

白がうちに来てもう2ヶ月が過ぎようとしていた。
そんなある日の夜・・・



「陽人?」

「ん?」


部屋で仕事をしているとドア越しに白の声が聞こえた。


「開けていい?」

「ああ。どうぞ」



俺が答えるとドアは静かに開いた。



「どうした?」

「・・・」

「ん?」

「・・・」



白は俺が問いかけても上着の裾を下へ引っ張ったままただ立ち尽くしていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ